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このページは、この上映会をなぜ開こうと思ったのか、 主催する「このまちシネマ」の向(むかい)の個人的な想いをまとめたものです。
何かを理解してもらうためでも、 考えを揃えてもらうためでもありません。
ただ、映画を観る前に、 「どんな気持ちでこの場をつくっているのか」を そっと共有できたらと思っています。
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私自身子どもの学校への向き合い方をめぐって、 長い間、揺れながら過ごしてきました。
「これでいい」と思えた時期もあれば、 「本当にこれでいいのだろうか」と 立ち止まることも、何度もありました。
今も、何かを乗り越えた立場というより、 「考え続けている途中」にいる一人の親です。
だからこそ、 はっきりした答えを提示する場ではなく、 少し立ち止まれる時間をつくりたいと思いました。
登校しぶりや不登校への対応は、 その日その日で正解が変わるような難しさもあります。
支援する側である先生方や関係者も、 どんな声かけがよいのかなど試行錯誤を重ねているのが現実だと思います。
正解がないからこそ、「考えてみたい」。 そのツールが たまたま上映会と感想シェア会ということなのかもしれません。
この映画では 「こうすればいい」という答えはありません。
けれど、 当事者だけでなく、友人やクラスメイト、周囲の大人といった さまざまな登場人物を通して 言葉にならなかった気持ちや、心の奥に引っかかっていた感覚が、 静かに整理されていくような時間でした。
誰かの考えをなぞるのではなく、 「自分はどう感じているのか」を、考えるきっかけをもらった、 そんな作品だと感じています。
この映画なら、 それぞれがそれぞれの場所に立ったまま、 同じ時間を過ごせるのではないかと思いました。


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この作品は、観る人に同じ受け取り方を求めるものではありません。
そうしたさまざまな反応が生まれ、 立場や状況に応じて、それぞれの解釈ができる映画だと思います。
映画を観る時間が、保護者の方や、支援・教育に関わる立場の方にとって、 ご自身の「あり方」を静かに見つめ直す ひとつのきっかけになればと考えています。
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上映後には、希望される方のみを対象に、 少人数での感想シェア会を行います。
対話づくりの経験が豊富なファシリテーターの貴島さんが進行します。 ご自身も身近な家族が不登校を経験されており、 参加者それぞれのペースを大切にしながら、 安心して言葉にできたり、周囲の想いにもそっと耳を傾けられたりする場を つくってくださいます。
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鑑賞のみで参加される方もいれば、 感想シェア会まで参加される方もいます。 どちらの参加の仕方も、大切にしたいと考えています。